パラレルワーク

会社を辞めても、仕事ができなくても、なんだかんだで生きていけるということ。

正社員を辞めて、幾年が過ぎました、つぐり(@tsuguriguri)です。

正社員を辞めたのは、肉体的にも、精神的にも病んでしまい、「辞める」という選択肢しかなかったのが理由です。

一時はいろいろありましたが、今はなんだかんだ元気にやってます。

こんな記事を書こうと思ったのは、twitterで繋がる方々の多くが仕事で悩んでいることを知ったから。

他人の人生に口を出すなんて、そんな無責任なことはできませんが、仕事を辞めることを不安に思う方の不安が少しでも拭えたらいいなと思い、こんなツイートをしました。

多くのリツイートやいいねがあり、たくさんのコメントもいただきました。

寄せられたコメントの多くは、「人間って健康が第一」だということを改めて考える内容のもの。

前置きが長くなりましたが、今回は「会社・正社員辞めたって健康なら生きていけるし、再起のチャンスもいくらでも転がっているから、身体を大事にしてね」という内容になります。

正社員を辞めてフリーターに転身した話や、月10万円で生活してた話です。

これが、今、仕事が辛くて悩んでいる人の人生における選択肢を増やすきっかけになればいいと思います。

仕事を辞めたいと思い続けて2年半、仕事を辞めた


このブログでも度々書いていますが、かつて美容師で正社員として働いていました。

その職場はブラックを詰め込んだような職場で、思い出すだけで頭が痛くなるようなところです。

この美容師生活に終止符を打ったのは、21歳の秋。

今から4年半くらい前の話です。

薄給による貧困と、度重なる時間外労働、パワハラ…など、たくさんの要因があって、先に精神がやられてしまいました。

謎の体調不良から始まり、最後は精神疾患まで患ってしまったのですが、辞めたときには周りになにも残っていない状態でした。

これをきっかけに、家族とも縁が切れ、誰も助けてくれないと絶望したこともありましたが、救いの手を伸べてくれたのは親友と、今の彼氏(同居人)です。

1年かけて、療養しつつ、軽い仕事から始めてようやく復帰。

精神疾患の影も無くなり、今は心身共に穏やかに過ごしています。

身体が元気なうちに辞めたらよかったという後悔


働いていた2年半を無駄とは思いませんが、体調を崩し、復活までにかかった時間には後悔しかありません。

心身共に病んだとき、仕事を辞めたら、すぐに体調が良くなるとは限らないんです。

療養期間の1年間は、体験しなくて済むならしない方がいい時間だと思っています。

ここで得られたのって「人間って健康じゃないとなにもできない」という気付きだけですから。

仕事を辞めてすぐ、動ける状態ではなかったけれど、生活のためにバイトを始めました。

最初は3時間働くのがやっとで、帰ってきたら次の日の出勤まですべて睡眠に充てるような生活です。

これがもし、身体を壊す前に辞めていたら…。

きっと、身体が思い通りに動かないことや、無理して仕事を探して消耗することもなかったと思います。

結果論でしかありませんが、病むまで働くということは、すぐに社会復帰できるチャンスを在職中に捨てているようなものです。

月10万円で生活できると知ったら、少し未来が明るく見えた話


最初にお話ししたツイートの直後、こんなことをつぶやきました。

会社員やってる人が、急に無職になったら不安しかないと思います。

だから、一度考えて欲しいんです。

自分が1ヶ月生きるのに「お金がいくら必要」なのかを。

わたしの場合は1ヶ月生きるのに最低限必要な金額は10万円でした。

大阪でひとり暮らしだったら…

  • 家賃30000円
  • 食費15000円
  • 光熱費10000円
  • 通信費10000円
  • 社会保険料35000円(国保・年金・住民税)

療養中は友人の家でシェアハウスしていましたが、22歳の春、もう一度ひとり暮らしを始めました。

療養中に貯めた30万円を持って、滋賀から大阪に引っ越したのですが、引っ越しやら家の契約やらでほぼ飛んでしまい、新しく始めたバイトのお金が入るまではギリギリで生活していました。

残高が1万円切ったところでやっとバイト代が入り、生き延びた~!と喜びを噛み締めたのはいい思い出です。

このときの家は、テレビもテーブルもなく、しばらくダンボール机で生活していました。

春と言っても3月くらいで、まだ寒かったのですが、光熱費をケチるためにエアコンは付けず、ホットカーペットで冬場を乗り切っていたり、狭い一口コンロのキッチンで自炊を頑張ってました。

とりあえず、貧乏エピソードは置いといて…。

都会にこだわったりしなければ、家賃も抑えられます。

大阪も大阪市内(梅田とか心斎橋)を外せば、ワンルーム3万円もざらにあるので、ひとり暮らしも難しい話ではありません。

ついでに言うと、大阪は最低賃金も高めなので、週5、8時間勤務できるバイト先が確保できれば月に14万円くらいの収入になります。

フリーターでも生きていけるって本当なんですよ。

ブラック企業にいると、たくさんのものを失う気がする

わたしの場合は、人間性と、健康な身体に、時間。

人間性においては常にイライラしてたり、ネガティブだったり、今では想像もつかないくらい荒んでいました。

顔もやつれていて、体重の増減が激しかったし、顔からは表情が無くなっていました。

口を開けばマイナス発言しかしなかったので、かつての知り合いが今の姿を見たら驚くんでしょうね。

健康な身体は、ほとんど取り戻しましたが完全に治らず、正直ちょっと諦めてる部分もあります。

言うなれば虚弱体質っていうのなんですが、精神面がちょっとでも乱れるとすぐに体調に現れてしまうんです。

体調面では後悔してもしきれないものがあります。

健康って失ってからでは遅いんです。

失っても、少し休んだら回復するでしょ!みたいなものは、ただの幻想です。

何日も、何ヶ月も、何年もかかってようやく社会復帰できる人もたくさんいます。

わたしも後悔した中のひとりなので、しんどさは嫌ってくらいわかるからこそ、動けなくなる前にブラック企業から脱出して欲しい…と切実に思っています。

仕事辞めたって死ぬわけじゃない。:まとめ

わたしの中では、仕事は人生ではなく、長い人生における一部分だと思っています。

「仕事が生きがい!」というのもその人が満足であれば、何も言うことはなく、「応援しよう!」という気持ちになるのですが、嫌な気持ちを押し殺して働くのはどうなんでしょうか。

正社員を辞めて、フリーターになっても、正社員になれるチャンスっていくらでも転がっているんです。

今まで経験したバイトのほとんどは、正社員登用の話も出てきたくらいですし、フリーターだからといって仕事へのチャンスが無くなるとか…そんなことは一切ありません。

辛い気持ちを抱えて働き続け、しんどい思いをして、挙句の果てに身体を壊すくらいなら、いっそのこと辞めて、回復したらもう一度就活すればいいんじゃないかな?と思います。

正社員辞めたら死んでしまう!くらいに思ってたわたしがこんなこと言えるようになったんですから、絶望するような毎日は少なくとも送っていません。
むしろ今、人生で一番楽しい日々を送っています。

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